インザ鳥取

鳥取に来ているのだが予想以上になにもない。
鳥取砂丘のすぐ横の宿に泊まっているのだが、夜になると真っ暗になりマジで街灯がひとつもないので、なにも見えない。宿に置いてある「るるぶ」などを見てみたら意外と観光資源が多そうなのだが実際はどうなのだろうか。砂丘は凄く良かった。草が結構ぼうぼうと生えてていて少し萎えたが、総じて素晴らしい景色を堪能できた。

あと、人がいない。泊まった宿は30室ほどあるのだが、泊まっているのは僕とリーマン風のおっさんただ2人だけとのこと。夜、大浴場でおっさんと同じタイミングで入ってしまった。浴場を独り占めしたかったのだが。素泊まり5000円ながら結構きれいな宿だったけど、本当にこの宿はやっていけているのだろうかと心配になった。

自分の部屋でケータイでいろいろと鳥取のことを調べてみた。都道府県別うつ病患者ランキングでは2位、病院の少なさ1位、中絶の数1位とからしい。でも何故か小学生の学力全国11位とからしい。

一泊した後は浦富海岸という北部に位置する海岸沿いを散策した。ここは完ぺきに漁村で、木造の家しか建っていない。バラック集落といった所だった。観光客らしき人も見当たらず、ただただ天気だけが良かった。こういう漁村って、コンパクトで人間関係が凄いめんどうなんだろうなあって思った。ただ歩いているだけで、よそ者感があってじろじろ見られたし。海岸は奇岩だらけで幻想的だった。1時間ちかくぼーっとした。

帰るために1時間歩いて駅まで向かった。歩いているとなんとなく集落の生活がみえてきそうだった。「部落差別をなくそう」という看板がデカデカと掲げてあったりいろんな問題がありそうだ。駅についてまた1時間くらい電車を待った。本数が少ないので。鳥取駅に行くにはこれしかないらしい。地元の学生が結構いた。思うにこういうところで人間関係が悪化したら駅とかでも結構きつい感じになるかもと思った。

鳥取駅についても、繁華街！っていう感じにはならない。電車のポスターとかってUSJや三ノ宮、大阪まで片道いくらっていう広告ばっかりでそもそも鳥取で遊ばせることを宣伝していない。でも人が少ないところが鳥取のいいところなんだと思う。東京とは違った人との距離感が存在するので人間嫌いな人は合うかも。

腹が出てくる

30歳で確実に変わったこと。

腹がでてくる。

めっちゃ鬱。

大阪の色彩感

たまーに大阪に行くのだが、やっぱり大阪という街は独特な文化を形成しているように思う。

自分の感覚では、沖縄に次いで「異国感」を感じる。

一番感じるのは大阪の街の色彩だ。色の使い方が原色バリバリだったりして、非常になんともいえない独創的なものに感じる。

ちょっと古い感じのものがある。90年代初頭な感じがしてノスタルジックな気持ちになるときがある。

デザインセンスも抜群で、街を歩いていても面白い看板や広告を目にする事ができる。

東京と比べてこんなに大都会なのに、殺伐とした雰囲気がないのも魅力かな。

東京は巨大すぎて、どこか殺伐とした雰囲気がある。色でいったらグレー。まあ街は確かにオシャレだったりするんだけどね。

ちょっと住んでみたい気もするんだけど、怖い気もする。物価の安さと飯の旨さは魅力的なんだけど。

東京散歩

昔から歩くことが好きだ。

電車やバスで一駅、二駅のところは歩いて行ったりする。

20才ぐらいの頃はよく立川から八王子ぐらいまでは普通に歩いて行ったりしていた。

東京という街は歩いているだけで色々な発見があるから楽しい。
日本の中て最も散歩に適している街だと思う。街や人々の暮らしがあり、それを見ながら歩く。これだけでも結構ワクワクしたりするんです。

東京はディテールが面白い。街がごちゃごちゃしているので、よくよく見てみると突っ込むところは結構ある。タモリ倶楽部とか、モヤモヤさまーずみたいな番組で紹介されそうなコンテンツが溢れている。

この前は世田谷の緑道を散歩してたのだが、

地元の小学生が描いた思い出的な絵が道にタイル状に埋め込まれていた。

結構シュールな絵があって、面白くてつい見てしまって3時間くらい時間を潰してしまった。

お金がない時は、彼女と「歩くこと」もデートの中のイベントにできる。繁華街だったら、この店はやって行けてるのかだとか、この店に入ったことがあるだとか、そんな感じで話が弾んだりもする。

付き合いたての男女とかだったら、女の子をデートに誘うときとか、下手に自分の不得意なことで時間を潰すより、街を散歩しながら色々なものにツッコミをいれたりして2人で楽しんだほうがずっと関係性は深まります。なので、散歩オススメですよ。
歩くことを2人で楽しみましょう。

知っている街も歩くことによって様々な面が見えてきたりして楽しい。なにより金がかからないからね、散歩は。想像を膨らませて楽しみましょう。

暖かくなってきたし、本格的に散歩してみようかと思う。

アイスコーヒーデカイ

アイスコーヒーデカイ

母の日

実家に帰省しているのだが、やはり1人暮らしの自分の部屋と比べるととてつもなく実家はキレイだ。

1人暮らしの自分の部屋は、掃除機が届かないところはたいてい埃がそのままで汚いのだが、実家は基本的に汚いところがない。

あと、キッチンとかめちゃめちゃに油まみれだったりして汚いんだけど、いつ帰省しても凄くきれい。ずっと清潔に保たれている。

こういうのって「実家あるある」だと思っていたけど、違うみたい。友達の実家に遊びにいったことはあるけど汚いうちは汚い。なんだか実家が汚いっていう感覚が考えられなくなっている。

昔から家事は全て母親がやっているのだけど、今思うととてもアクティブな人かもしれない。土日はどこか出かけているし、毎日夜0時までパート出かけている。そんな中で、一軒家のうちを綺麗に保っているのって結構すごい事ではないのか。

もう60歳なのに。

継続すること、維持することってやっぱり凄く大変なことで部屋を綺麗に保つってことも自分にとっては結構難しい。

僕は母の日になにかしてあげた事って数えるくらいしかない。

折角、実家にいるから何かしてあげようかなって少し思った。

旅の醍醐味。鳥取に近いうちにいく。

近々、鳥取に行こうかと思っている。

会社勤めを辞めたので、平日に。

なんで鳥取なのと周りからよく聞かれるのだが、それは鳥取がなんにもない街っぽいから。

僕は昔から閑散とした風景や場所が好きで憧憬の念や、なにか安心するものを感じる。

最近では人がいない船着き場や、地元の地方都市特有の人がいないような巨大公園とかにいった。

そういうところに行って、別に何をするわけでもないのだけれども、ただベンチとかに座ってボーっとする。

鳥取には、ただ平日に砂丘を見に行くってだけを決めてあとは思いつきでブラブラしようかと考えている。

暗くなってきたら、格安のビジネスホテルに泊まろうかと考えている。

昔から、計画を立てるのが嫌いで立ててしまうと旅行の醍醐味がなくなってしまうと思ってたりする。まあ、友達とかと行く旅行は当日に後悔したりすることが多いけど。

旅の思い出というか、後から思い出して記憶に残っているのって、観光地とかではなくて歩いてた道の風景とか、道中の何気なく目にした目的地とは関係のない場所だったりする。旅の醍醐味ってもしかしたらこういうところで、目的より過程なんだなって感じる。

なんだかちょっと違うかもしれないけど、「合コンは始まる前が一番楽しい」的な感覚に近いかもしれない。

鳥取にはそういうのも期待してて、際だった観光地とかも少ないし、閑散としているから、そういう気分になれるかもしれない、っていう期待がある。